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Welcome SuicaとPASMO PASSPORT

外国人短期旅行者向けのICカード乗車券、Welcome Suica とPASMO PASSPORTがいよいよ9月1日から発売される。改めて2月15日付のそれぞれのリリース(JR東日本、PASMO協議会)を読んで、不思議なことに気がついた。 500円のデポジット不要、有効期間が28日間、S…

続・モノクラス制移行半世紀

5月10日の記事モノクラス制半世紀に、「国鉄がモノクラス制に移行したのは運賃法定制の制約を逃れるため」というコメントがあった。現在発売中の「鉄道ファン」9月号の特集は「グリーン車50年」で、須田寛氏のインタビュー記事が掲載されている。須田氏は196…

国鉄構内営業規則・広告取扱規則

5月23日の記事国鉄の副業規則でとりあげた、旧国鉄の構内営業規則と広告取扱規則の1982年3月現行版を入手し、旅規ポータルに日本国有鉄道構内営業規則対比(1982vs1954)と日本国有鉄道広告取扱規則対比(1982vs1957)を掲載した。 構内規則は、ほぼ1954年の…

国鉄の副業規則

旧国鉄の副業は、鉄道(連絡船、自動車を含む)事業にかかわる附帯事業等に限られていた(日本国有鉄道法第3条)。駅構内、列車等のスペースを活用した附帯事業として、駅構内営業と広告媒体事業があった。その取扱いを定めた、日本国有鉄道構内営業規則(195…

乗車券類委託発売規程

旅規ポータルに国鉄時代の乗車券類委託発売規程を掲載した。1954年9月10日施行の規程(1954年規程)と1965年10月1日全面改定した規程(1965年規程)を対比している。 出典は、官報に記載された国鉄公示である(1954年規程は昭和29年9月9日公示第262号、1965…

モノクラス制半世紀

50年前の1969年5月10日は、等級制が廃止され、モノクラス制となった、日本の鉄道開業以来最大の旅客制度変更があった日である。この制度改定についての国鉄の公式見解は、 1等車と2等車の設備格差の縮小、利用実態の変化等を考慮して、1等運賃・料金を廃止…

国鉄末期とJR発足時の旅規・基準規程対比

旅規ポータルに旅客営業規則対比(1985vs1987)と旅客営業取扱基準規程対比(1985vs1987)を掲載した。国鉄末期の1985年7月10日現行の規則・規程とJR発足時の1987年4月1日施行のものとを対比したもの。なお、1985年時点の第9章旅行券はギフトカード及びオレンジ…

加美・久宝寺・新加美間の区間外乗車

12月28日の記事のコメントがあったが、現在店頭に並んでいる時刻表3月号によると、大阪市内発着の乗車券で加美・久宝寺・新加美間の区間外乗車が認められた。JTB時刻表は、 大阪市内発着の乗車券による市外乗車の特例 大阪市内発または着の乗車券で途中下車…

2019年春の旅規改正

JR九州のサイトに2月5日付の旅規改正公告が掲載された。JR東海の運送約款の改正履歴は未掲載である。 大半はおおさか東線開業、中央本線特急の「座席未指定券」導入等すでに周知されている事項である。 第86条第5号の大阪市内の地図に、久宝寺を除くおおさか…

基準規程155条と150条2項

基準規程155条の併用乗車券による他経路乗車は、特定都区市内の境界駅から外に伸びる二つの路線が、エリアの近くで閉じているケースに設定されている。12月28日の記事のコメントで、2011年以降2号追加されたという情報があった。最近開業した新線でこのよう…

最近のJR旅規改定公告

JR東海の運送約款の改正履歴はこまめにチェックしていたのだが、12月20日付と12月27日付の「旅客営業規則の一部改正」が掲載されていた。 12月27日付は、4月1日施行の「持ち込み禁制品の一部見直しに伴う改正」で、12月28日の記事で取り上げた旅規の改定条文…

来春の旅規改正項目

来春のJR旅規改正に関係するリリースが2件出た。一つは、おおさか東線に適用する運賃について国土交通省近畿運輸局に認可申請したというJR西日本のリリース。新規開業区間は、特定都区市内、電車特定区間および大都市近郊区間に含まれることになった。特定都…

東急の旅規改定

東急の運送約款・規約のページが更新され、12月14日改定の旅客営業規則が掲載された。大井町線有料座席指定サービスQシートの導入に伴うもの。10月23日リリースの「列車指定券」の用語は記載されておらず、東横線S-trainの座席指定券に統一された。また、「…

富山地方鉄道の旅規

富山地方鉄道が鉄道線旅客営業規則と軌道線旅客営業規則をウェブに掲載していた。平成30年2月1日改正とあり、今春に掲載されたものと思われる。 富山地方鉄道には、稲荷町〜寺田〜岩峅寺〜稲荷町の環状線区間がある。パスネットの不思議の付表環状線の旅規規…

東急も有料座席指定サービス

東急は、10月23日付リリースで、12月14日から、大井町線・田園都市線に有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始すると発表した。大井町線6020系7両編成のうち1両を、ロングシート・クロスシート転換車両に置き換え、大井町・長津田間の急行として、平日夜下り…

JR西日本新快速の有料座席サービス

JR西日本は、10月24日の社長定例会見で、2019年春から新快速に有料座席サービス、『新快速「Aシート」』を導入すると発表した。概要は次のとおり。 「各座席へのコンセント」設置、「無料Wi-Fi」提供、「荷物スペース」設置 料金は1回500円、交通系ICカード…

JR旅客連絡運輸規則別表

6月15日に旅規ポータルに掲載した1986年11月1日現行の国鉄最後の連絡運輸別表に続き、民営化時点のJR旅客連絡運輸規則別表(1987年4月1日現行)と基準規程別表から作成したJR旅客連絡運輸区域(1987年4月1日現行)を掲載した。国鉄版は鉄道、航路、自動車線の順…

国鉄連絡運輸規則(1986)掲載

2月13日記事で紹介した1970年の国鉄連絡運輸規則に続いて、旅規ポータルに日本国有鉄道連絡運輸規則(1986年11月1日現行)を掲載した。国鉄末期、民営化の4か月前の規則である。あわせて、国鉄連絡運輸規則(1986)別表と国鉄旅客連絡運輸区域(1986)を掲載し…

基準規程条項の三類型

小布施由武「JR旅客営業制度のQ&A(第2版)」(自由国民社、2017)によると 「旅客営業取扱基準規程」など「○○規程」という名称のものは規則(約款)に対応する部内命令です。 とされているが、その条項は性格上三つに大別され、4月10日の記事で書いた基準…

基準規程特例の周知

4月8日の記事で、基準規程153条の2の定期乗車券・回数乗車券による他経路乗車の取扱について書いたところ、JR西日本はJR東西線の開業後、この特例の周知につとめていたとのコメントがあった。 このような基準規程で定めている特例について、JR各社がウェブで…

定期券の他経路乗車

Q&AサイトOK Waveの環状線での定期についてという質問で、京橋・新三田間の大阪駅経由の定期乗車券でJR東西線に乗車できるか、また北新地で下車できるかという議論がされている。回答者5名中4名までが、定期券は他経路乗車不可という回答。5人目がJR西日本FA…

JR東日本旅規改訂履歴追加更新

3月17日の記事にコメントがあったように、JR九州から3月15日付及び3月26日付の旅規改正公告が掲載された。これにもとづき、JR東日本旅規改訂履歴(条項順)・(日付順)に183条(3月17日施行)及び290条(4月1日施行)の改定を追加した。 JR東日本のページは…

続・2018年春の旅規改定

2月6日の記事でJR九州の旅規改正公告を紹介した。JR東海のサイトをほぼ毎日チェックしていたが、新旧対比表がようやくウェブに掲載された。2月9日付となっている。JR北海道の旅規改正公告は、まだ掲載されていない。 JR九州の公告にある284条1項の無賃送還条…

国鉄連絡運輸規則(1970)

旅規ポータルのアーカイブに日本国有鉄道連絡運輸規則(1970年1月1日現行)を掲載した。旅客連絡運輸規則ではなく、荷物・貨物も含めた規則だが、所持している資料に荷物・貨物編の記載がないため、旅客編のみを掲載した。 等級制からモノクラス制になった19…

2018年春の旅規改定

例年は1月下旬に発表される春の旅規改定が遅れていたが、JR九州が2月5日付公告を掲載した。JR北海道及び新旧対比表を掲載するJR東海は、まだ発表していない。 次の通り、軽微な改定にとどまっている。 45条3項の団体旅行申込書の様式変更 57条9項の急行列車…

旅規290条

読者からメールをもらった。JR西日本の1月31日プレスリリースは、1月29日新大阪で運転取りやめになった特急サンダーバード4号について、指令員が特急料金を払い戻さないとしたのは誤りで、全額払い戻すとしているが、旅規290条に基づけば指令員の取り扱いは…

タッチでGo!新幹線

JR東日本がICカード乗車券で新幹線自由席が乗車できるタッチでGo!新幹線の詳細を発表した(1月25日付リリース)。 サービスエリアはSuica首都圏エリアに相当する、東北新幹線那須塩原、上越新幹線上毛高原、北陸新幹線安中榛名までの区間。東海道・山陽新幹…

東急の12か月間定期券

東急は、3月17日から有効期間が12か月の定期券を発売する、鉄軌道旅客運賃の設定認可申請を行った(1月9日付リリース)。「定期券の多発期を分散させることにより定期券売り場などの混雑を緩和するとともに、購入回数の減少によるお客さまの利便性向上を図る…

国鉄の再建

昭和45(1970)年出版の「国鉄の再建」を古書店で見つけた。日本国有鉄道審議室編で、交通協力会出版部の発行。 前年の「日本国有鉄道財政再建特別措置法」(S44.5.9法律第24号)の施行を受け、運輸省の「日本国有鉄道の財政の再建に関する基本方針」(S44.9.1…

あしかがフラワーパーク駅

JR東日本高崎支社が、2018年4月1日両毛線富田・足利間にあしかがフラワーパーク駅を開業するとリリースした。駅所在地が小山起点32km0mと記載されているだけで、営業キロを設定するかどうか不明だが、当面の間運賃は富田駅の営業キロにより計算する。2016年3…