今回も多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。共通項を発表し、第24回全国のJR駅五番勝負を終了します。
| 問題 |
共通項 |
想定解数 |
| 問一 |
駅の住所に駅前を含む駅 |
46 |
| 問二 |
1926年に既存路線に新設された駅 |
29 |
| 問三 |
末尾に1字追加すると別の駅が複数できる駅(表記1字駅を除く) |
30 |
| 問四 |
共同使用の他社に管理を委託している駅 |
39 |
| 問五 |
対応する国名駅(表記・読み一致)がすべてJR以外の駅 |
58 |
問一と問四は今回始めて出題したジャンルでした。ヒント提示前に正答数が36に達し、メダル完売と順調でしたが、ヒント提示後失速しました。全想定解を記載した全国のJR駅五番勝負想定解・解説 をこのあと掲載します。想定解の漏れがあれば、ご指摘ください。以下、問題別に。
問一。駅の住所は初めての出題なので、非該当駅のヒントを手厚くした。弘前は、駅付近に町丁名「駅前」があるが駅の住所が異なる例。岡山の住所は駅元町だが、岡山駅前電停がある(第6回問三)。博多駅近くにあるJR九州本社の住所が博多区博多駅前3丁目。なお全駅の住所をウェブで公開しているのは本州3社だけなので、三島会社はWikipedia記載の住所に従った。
問ニは記憶に新しいと思われる第18回鉄道路線五番勝負問二(100年前に開業した区間が存続している路線)のリメイク。前回第3ヒントに提示したWikipediaの1926年開業駅リストが既開業路線に設置された駅を含んでいたため、誤答が続いた。今回は逆に、既存路線にあとから設置された駅を出題し、1926年相模線の延伸開業時に同時開業した厚木を非該当に(相模線は路線五番勝負の問題)、第3ヒント提示後誤答となった西武池袋線(元加治駅)とハピラインふくい(春江駅)を非JR該当駅ヒントに提示した。しかし結果的に路線と同時開業の駅の誤答が相次ぎ、今回の最難問になってしまった。
非該当竪堀の旧駅は1926年既設区間開業だが、1966年路線の付け替えで移転した。
問三。第16回問二(前方一致の駅名が複数ある駅)の部分集合で、想定解が50駅から30駅に減った。前回は前方一致で10駅あった日向を問題にしたが、1字追加では1駅だけになり今回は非該当に提示した。
問四も始めて出題した分野。「甲府(JR東海・身延線)」から共同使用の管理委託に気づくだろうと想定した。金・銀・銅メダルとも第1号は問四で、鉄分の濃い解答者にとっては易しい問題だったようだ。出題時の注意事項の「2事業者の共同使用駅については、いずれかの事業者または路線のみが該当する場合を除き、どちらの事業者名・路線名でも有効とします」の「路線」を今回追加した。八戸駅や富山駅などは、JRが新幹線の駅業務だけを担当し、在来線を第3セクターにゆだねていて、この例として「糸魚川(JR西日本・大糸線)」を出題した。
問五は、沼田を提示し石狩沼田→国名駅→相模沼田→私鉄国名駅へと誘導したつもり。非該当の竹原はJRに国名駅がある例、高城は読みが異なる例として提示。
感想をいただけると幸いです。一発完答など、同時に複数問題を正答した解答者は、共通項にたどり着いた順序を申告していただくとありがたいです。
次回の第19回全国の鉄道路線五番勝負は、10月30日に開始する予定です。
追記(8月14日):国鉄時代は「停車場一覧」に駅の開業日が記載されていたのを思い出し、1985/09/25日本交通公社発行の1985/06/01現在版をチェックした。驚くことに、武蔵小金井が正式駅の開業日、竹岡、江島、山城青谷が仮駅開業日で、いずれも1926年になっていた*1。武蔵小金井と他の3駅の仮駅の扱いが異なる理由はわからないが、想定解をもとのままにしておく根拠になった。しかし、非該当に挙げた竪堀の開業日は線路付け替え前の1926/03/08だった。
問題駅をすべて4月開業、鉄道省の駅にしたのは、路線・駅同時開業のため厚木駅を非該当とした理由の説明にもならず、大きなミスだった。問題駅のいずれかを宮城野原(1926/01/01、宮城電気鉄道)に代え、八森(1926/04/26、鉄道省)を非該当駅にすべきだった。
コメントに対しJR駅一覧の開業日の記載を検討すると書いたが、現在は「停車場一覧」のような公的資料がない。また駅の移設をどこまで考慮するかも難しい。なお、「停車場一覧」の横浜駅は、3代目駅開業の1915/08/15になっていた。