第11回全国のJR駅五番勝負(開催予告)

第11回全国のJR駅五番勝負は、5月15日の記事に書いたとおり、6月5日(金)の21時から次のスケジュールで開催します。
  • 6月5日(金)21時:出題
  • 6月6日(土)21時:第1回採点、第1ヒント提示
  • 6月7日(日)21時:第2回採点、第2ヒント提示
  • 6月8日(月)12時30分:第3回採点、アナグラムヒントの解凍文を提示
  • 6月9日(月)21時:終了
全国のJR駅五番勝負は、問題に提示する駅と共通する特徴(共通項)がある駅を一つずつ答えてゆくクイズで、同じ問題を何人もが解答できます。解答者は、問題駅(及び先行の正答駅)から共通項を推定し、該当する駅を探して答えます(クイズのページにある全国のJR駅リストを参考にしてください)。先行の正答とヒントとによって、共通項が次第に明確になってゆきます。
ヒントは、アナグラムヒント及び非JRの該当駅を2回に分けて提示します。第2ヒントとアナグラムヒントの解凍文によって、だれもが共通項にたどり着けるように出題するつもりです。正答が伸びないときは、さらに第3ヒントを提示することがあります。
上級者はメダルや完答一番乗りを目指して、初心者は完答を目指して、だれもが楽しむことができす。過去問等は、クイズのホームページにあります。ふるってご参加ください。

明日6月1日の北神急行北神線神戸市交通局への譲渡及び大阪高速鉄道大阪モノレールへの改称に先立って、クイズのページの全国の鉄軌道路線リストとデータルーム英語ページのRailways of Japanを更新した。

メトロラッチ外乗換駅全駅踏破

データルームの初期のコンテンツに、2003年5月初出の営団ラッチ外乗り継ぎ事件顛末記がある。2000年当時の営団のラッチ外乗換9駅*1を160円で連続踏破した記録を記載している。その後、2008年6月渋谷駅がラッチ外乗換となり、Excelソルバーによリ計算した190円全ラッチ外乗換駅連続踏破の最長ルートを追記8に記載した。2012年3月、新宿三丁目駅がラッチ外乗換になったが、追記8の最長ルートは新宿三丁目で乗り継いでいたため変更がない。

また、2006年当時の東京メトロ都営地下鉄のラッチ外乗換11駅*2を260円で連続踏破する最長ルートを探索し、実際に乗車した記録をメトロ・都営ラッチ外接続駅全制覇260円最長ルートに記載している。

その後、メトロのラッチ外乗継駅は、2018年3月人形町・水天宮前と築地・新富町が、メトロと都営の乗換駅は、2013年3月秋葉原・岩本町、2018年3月水天宮前・(都営)人形町が追加されたが、Excelソルバーが不調のため、最長ルートの計算をしていない。また、2013年3月九段下駅半蔵門線新宿線の乗換がノーラッチ化し、2020年3月東西線との間もノーラッチとなった。

2020年6月6日開業の日比谷線虎ノ門ヒルズ駅は、銀座線虎ノ門駅と乗換駅となる。同時に銀座駅銀座一丁目駅も乗換駅になり、メトロのラッチ外乗換駅は14駅となる。1枚の乗車券またはICカード乗車券の1回の乗車*3でこの14駅連続踏破は可能だろうか。Excelソルバーは相変わらず不調だが、ルート探索を試みた。次のルートで14駅踏破は可能のようだ。

神保町(半蔵門)*大手町(東西)日本橋(銀座)*三越前(半蔵門)*水天宮前・人形町(日比谷)*仲御徒町上野広小路(銀座)*上野(日比谷)北千住(千代田)*新御茶ノ水淡路町(丸の内)*池袋(有楽町)*飯田橋(東西)九段下(半蔵門)永田町(南北)四ツ谷(丸の内)*新宿三丁目(副都心)*渋谷(銀座)*虎ノ門虎ノ門ヒルズ(日比谷)*日比谷・有楽町(有楽町)*銀座一丁目・銀座(日比谷)*築地・新富町(有楽町)月島

上記ルートは、神保町と終着駅月島及び途中のラッチ外乗換駅間の運賃がすべて200円以下で、200円(ICカード199円)で乗車できる。逆ルートは、月島・池袋間が250円となり不可。メトロ大手町駅のラッチ外乗換は全路線間で認められているが、上記ルートの半蔵門線から東西線への乗継は、ラッチ外が順路である*4。他にも200円全14駅連続踏破ルートがあるかどうかはわからない。

上記ルートの後、

月島(大江戸)*蔵前(浅草)*東日本橋馬喰横山(新宿)神保町

と乗り継げば、メトロ・都営ラッチ外駅連続17駅踏破環状ルートとなり、280円で乗車できる。

追記(5月31日):コメントにより渋谷・虎ノ門間のルートを訂正。

追記2(5月31日):「*九段下(半蔵門)永田町・赤坂見附(丸の内)*新宿三丁目」を「*九段下(半蔵門)永田町(南北)四ツ谷(丸の内)*新宿三丁目」に変更し、渋谷・虎ノ門間をもとに戻した。このルートは、南北線を通過し、メトロの全9線に乗車できる。「異名乗換駅は相互間を乗り換えなければ別の駅」だから、渋谷・虎ノ門間を銀座線で直行し、赤坂見附を通過しても環状線一周にならない。

 

 

 

*1:上野、大手町、池袋、飯田橋、日比谷・有楽町、淡路町・新御茶ノ水三越前、九段下、上野広小路仲御徒町

*2:メトロ9駅、これにメトロ・都営乗換駅と都営ラッチ外乗換駅の東日本橋馬喰横山、蔵前を加えて11駅

*3:東京メトロの片道乗車券の発売要件は、「経路が折返しとなる場合を除く」としか規定していないが、環状線一周を超えないルートとしている

*4:1995年時点の営団旅客営業規則158条3項によると、丸ノ内線東西線。千代田線及び東西線半蔵門線の乗換だけが認められていた

5月20日の旅規改定

本日の旅規改定を記載して、[JR東日本旅規改訂履歴(条項順)・(日付順)を更新した。本日から東海道・山陽・九州新幹線に特大荷物スペースつき座席が設置されたことに伴うもの(3月10日付JR東海・JR西日本・JR九州3社リリース)。各紙は、

縦・横・高さの3辺の和が160センチを超える「特大荷物」を持ち込む場合、車両最後部の専用スペース付きの指定席を予約する必要がある。事前に予約すれば無料で使用できるが、予約せずに持ち込むと手数料1,000円が必要となる。

という趣旨で報じている。後段は、新設された308条の2第2項に

旅客が、前項の規定による指定券を当該列車に乗車する前に購入しないで当該物品を車内に持ち込んだ場合であって、当社が特に認めたときは、第312条の規定にかかわらず、旅客の1回の乗車ごとに持込手数料1,000円を収受したうえで、乗車を継続させることがある。

と規定された。また、312条第1項に第2号が挿入された。

第308条の2第1項の規定による指定券を東京・博多間又は博多・鹿児島中央間の新幹線の特別急行列車に乗車する前に購入しないで同条同項の規定による物品を持ち込んだとき
車内に持ち込んだ物品の総重量によって計算した相当小荷物運賃(持込物品が2個以上であって、それぞれ適用する小荷物運賃を異にするときは、その全部に対し最高割増を適用して計算する。)及びその2倍に相当する増運賃を収受する。ただし、増運賃は、旅客が、物品の無賃運送を図り荷物運賃を免がれる意思が明らかであるときに限って収受する。

 なんだかなぁ。

 

札沼線非電化区間廃止

1週間以上遅れてしまったが、5月7日の札沼線北海道医療大学新十津川間の廃止を反映して、データルーム本館とクイズの次ページを更新した。

札沼線は、1922年4月11日に公布・施行された改正鉄道敷設法別表第136号に「石狩国札幌ヨリ当別ヲ経テ沼田ニ至ル鉄道」として記載された路線である。南北から建設され、1931年10月11日石狩沼田・新十津川*1間が札沼北線として、1934年11月20日桑園・石狩当別間が札沼南線として開業。今回の廃止区間の大半を占める石狩当別新十津川間が1935年10月3日開業し、南北が接続された。最初に開業した新十津川以北は、1972年6月19日廃止された。

今回廃止されたノ区間には、石狩金沢から新十津川まで17駅があった。月形町、浦臼町新十津川町から鉄道駅がなくなった。石狩金沢石狩月形の国名駅が含まれており、現存する国名駅は、595駅となった。

クイズのページのJR駅名リストと鉄軌道路線リストを更新したが、第11回全国のJR駅五番勝負は6月5日から開催を予定している。

 

 

*1:当時は中徳富

折返し区間のキロ程通算

相変わらず私鉄の旅規の話。

西鉄の44条2項は、同一方向に連続する限りキロ程を通算するという一般的なルールに対し、折返し区間のキロ程を通算する極めて珍しい運賃計算の特例を定めている。

前項の規定*1にかかわらず天神大牟田線福岡(天神)・味坂間の各駅と甘木・五郎丸間の各駅相互間で久留米経由となる場合のキロ程は通算する*2

西鉄福岡・甘木間(西鉄久留米経由)を乗換案内で検索したところ、たしかに58.6km、1,040円とキロ程が通算されていた。宮の陣通過列車に対する宮の陣・西鉄久留米間の区間外乗車を認める規定はなく、その代替のようだ。

西鉄は、旅規80条で18キロ以上の乗車券で途中下車を認めているから、この乗車券で西鉄久留米で出場できる。ICカードのときはどうするのだろうと、ICカード乗車券取扱規則を読むと、20条3号に「途中下車の取扱いは行わない。」とあった。また、19条2項に

久留米駅を経由して甘木線各駅と天神大牟田線各駅相互間を乗車し出場する場合、前項で減額する片道普通旅客運賃と当該乗換駅経由の片道普通旅客運賃を比較し、不足額がある場合は別途収受する。

と規定されている。西鉄久留米経由で乗車したことをどのように判定するのだろうか。申告しなければ、宮の陣乗換えの最短経路、54.4km、800円が減額されるということか。いちいち申告していたら、ICカード乗車券の意味がないと思うが。

次は、意味不明の規定。南海の旅規は、関連する補則の条項を記載している。実乗車経路による運賃計算の原則を定めた52条の補則

補則 本条の規定にかかわらず、旅客が次に掲げる図の太線区間を通過する場合の普通旅客運賃は、太線区間内の最も短いキロ程によって計算する。この場合、太線内は、経路の指定を行わない。 (図)

図は、JR西日本大阪環状線と大阪・尼崎・京橋間で形成される環状線区間。2004年3月に69条に移行して廃止された旅規70条特定区間である。この区間内にある南海の路線は、本線の難波・新今宮間と高野線汐見橋・芦原町間で、両線はつながっておらず、最も短いキロ程の意味がわからない。JRの規則をコピーしたのが残っているのだろうか。

相鉄にもある。旅規26条1号の片道乗車券の発売要件。

普通旅客運賃計算経路の連続した区間を片道1回乗車(以下「片道乗車」という。)する場合に発売する。ただし、その経路が折返しとなる場合又は環状線を1周し、更にこれを超える場合を除く。

相鉄に環状線区間はないから、これもJR旅規のコピーか。なお、68条(鉄道の旅客運賃計算上の営業キロ等の計算方) には、同一方向に連続する場合に限り、営業キロを通算するという規定だけで、折返しまたは環状線1周によるキロ程の打ち切り規定はない。

追記(4月27日):南海の補則について、JRとの連絡運輸の規定ではないかと気が付いた。54条の補則阪堺電気軌道との連絡定期運賃の規定があったからである。相鉄の26条と異なり、まったく関係ないJRの規定をコピーするはずがない。

連絡運輸の規定だとしても疑問が残る。本文に書いたように2004年3月に70条の面的な特定区間が廃止となり、69条7号の大阪・天王寺間の特定区間が設定された。旧70条区間通過のJR運賃が「最も短いキロ程によって計算」され、「経路の指定を行わない」ことはない。同区間大阪近郊区間に含まれ、実質的に最短経路の運賃で乗車できるから、廃止後も削除されずに残っているのか。

なお、新今宮接続のJR運賃は、旧70条時代も特定区間通過ではなく発着だから、70条の最短営業キロによる運賃計算の規定は適用されず、160条の特定区間発着の場合のう回乗車の規定だけの適用だった。

追記(4月30日):乗換案内で検索した西鉄福岡・甘木間(西鉄久留米経由)の運賃は、キロ程通算ではなく、久留米打ち切りで計算されていた(630+410=1,040)。コメントにあったように、正しくは800円。

*1:同一方向に連続する限りキロ程を通算

*2:西鉄の旅規は、福岡(天神)、久留米と自社駅に西鉄を冠していない

大阪メトロ旅規の損害賠償規定

大阪メトロの旅客営業規則に他社の旅規にない条文を見つけた。

(損害の賠償)
第16条 旅客及び公衆は、その故意又は過失により、施設、車両又は他の旅客若しくは係員に損害を与えたときは、ただちに、これを賠償しなければならない。

損害賠償責任は、債務不履行に基づくものと不法行為に基づくものとがあり、民法に規定されている。契約当事者である「旅客」の債務不履行はともかく、契約関係にない「公衆」の不法行為に基づく損害賠償責任を約款に規定するのは違和感がある。また旅客の責任について書くなら、事業者の責任も書いて双務的にすべきだろう。

ダウンロードしておいた移管前の大阪市の規程と対比して、旅規ポータルに大阪市交通局・大阪メトロ旅客営業規則対比を掲載した。大阪メトロの第16条は、大阪市高速鉄道及び中量軌道乗車料条例施行規程の第16条と全く同じ条文だった。その他大阪メトロには引き継がれていないが、大阪市施行規程にはほかにも第4条(乗客等の義務)、第5条(乗車拒絶)、第6条(駅構内及び車内における禁止事項)などの旅客の義務規定があった。

これらの規定は、次のとおり公営地下鉄事業者の条例施行規則等にも存在する。 

  乗客の義務 乗車拒絶 禁止事項*1 損害賠償
札幌市*2 2条(法令等の遵守) 10条(乗車できない者) 9条  
仙台市*3 7条(旅客の義務) 9条(乗車拒否) 10条  
横浜市*4 2条(法令等の遵守) 6条(乗車の拒絶) 5条 12条
名古屋市*5 3条(乗客の義務) 4条(乗車拒絶) 5条  
京都市*6 8条(旅客等の義務) 9条(乗車拒絶) 10条 15条
神戸市*7 2条(乗客等の義務) 10条(乗車拒絶) 9条  
福岡市*8 4条(乗客の義務) 5条(乗車の制限) 6条  

その他、横浜市高速鉄道乗車規程第13条には係員指示事項に対する服従義務が定められている。太字は、旅客等として公衆の義務も規定している条項である*9。約款ではなく、条例の施行細則という位置づけなのだろう。

そのなかで、東京都地下高速電車旅客営業規程は、これらを一切規定してない。第1条(目的)

この規程は、東京都地下高速電車条例(昭和三十五年十一月東京都条例第九十四号)その他関係法規に基き東京都地下高速電車(以下「地下高速電車」という。)の旅客運送及びこれに付帯する業務を合理的に行うため、その取扱方法を定め、もつて利用者の利便と業務の能率的な遂行を図ることを目的とする。

で条例に言及しているものの、「利用者の便利と事業の能率的な遂行を図ること」は各社の旅客営業規則と共通している。これに対し、大阪市の旧規程第1条(目的)は

この規程は、大阪市高速鉄道及び中量軌道乗車料条例(昭和39年大阪市条例第104号。第4条を除き、以下「条例」という。)の施行について必要な事項を定めることを目的とする。

と対照的である。 なお、大阪メトロの旅規第1条(目的)も

この規則は、大阪市高速電気軌道株式会社(以下「当社」という。)が経営する高速鉄道(中量軌道含む。以下「当社線」という。)における旅客の運送について 合理的な取扱方を定め、もって利用者の便利と事業の能率的な遂行を図ることを目的 とする。

と一般的な旅規の規定である。

旅客の義務規定は、公営交通の軌道条例の施行規則にはない。富山地鉄(軌道)と広島電鉄の旅規にもなかったが、長崎電気軌道の旅客運送規則には第6条(乗車の謝絶)や第8条(喫煙、飲食等の禁止)が存在する。第11条(安全等に関する係員の指示)は、旅客及び公衆を対象とする規定である。

 

*1:駅構内及び列車内における禁止事項

*2:交通事業高速電車乗車規程

*3:高速鉄道運賃条例施行規程

*4:高速鉄道乗車規程

*5:高速電車乗車料条例施行規程

*6:高速鉄道旅客運賃条例施行規程

*7:高速鉄道乗車規程

*8:高速鉄道乗車料条例施行規程

*9:仙台市7条の見出しは旅客の義務だが、本文は旅客等

パスネットの不思議更新

4月4日の記事で予告したようにパスネットの不思議旅規の環状線規定を更新した。環状線区間を有する東武、京成、西武と阪急がウェブで旅規を公開したため、これに基づき脚注2の表「環状線部分の運賃計算及びう回乗車の取扱」を改訂した。

各社の環状線に関する規定は、条番号等の変更はあるが、阪急を除き2011年に駅で閲覧したときと変わっていなかった。阪急は、細則*1にあった規則63条の注(環状線内運賃区間数が3区(10キロ)以上の乗車券(定期券を除く)に限定してう回を認める)が規則63条2項に移行していた。当時はう回乗車の取り扱い補足に「9キロ以下は本来う回を認めないが、やむを得ない場合は360円」と記載されていたが、ウェブ運賃検索で「う回」を選択すると9キロ以下でも最短経路の運賃が表示されていた。現在、補足が存在するかどうかは不明で、運賃検索で「う回」の選択はできない。

脚注3の東京メトロ・都営通過連絡定期券発売区間を改訂した。変更はわずかで、都営三田線水道橋・西高島平間から神保町(半蔵門線)青山一丁目接続大江戸線代々木・清澄白河間が削除され、銀座線赤坂見附・渋谷間から青山一丁目(大江戸線)六本木接続日比谷線広尾・中目黒間が追加されただけである。

脚注4の「首都圏乗継割引設定全区間」の接続駅のラッチ数を見直した。下北沢駅大和駅に中間ラッチが設置されたため、直通運転と関係のないノーラッチ駅(簡易自動改札もなし)は、渋谷(東横線半蔵門線田園都市線副都心線)、中目黒(東横線日比谷線*2)、北千住(伊勢崎線・千代田線)、九段下(半蔵門線新宿線)の4駅だけになったようだ。一方、メトロ・都営の2ラッチから1ラッチ化は、市ヶ谷、後楽園=春日、門前仲町青山一丁目人形町が加わった。

パスネットが登場したのは2000年、PASMOが2007年にデビューし、1年後の2008年に販売を終了した。「パスネットの不思議」は初出が2003年である。関連するデータを脚注に置いているため、2015年にパスネットの利用が完全に終了してから5年経過したのに、相変わらず更新している。

追記(4月24日):首都圏の乗継運賃割引について旅規等の規定にあたって確認したところ、パスネットの不思議脚注4の「首都圏乗継割引設定全区間」から東武・京成の乗継割引(牛田・京成関屋接続)が漏れていた。これを追加して更新するとともに、首都圏各社局の旅規・連絡運輸規則等の乗継割引関連規定を首都圏乗継運賃割引規定にまとめて掲載した。

コメントに書いた東京都地下高速電車連絡運輸規程のほか、東武、西武、京成、小田急京急及び相鉄は旅規で乗継運賃割引設定区間と割引額を規定している。JR東日本は、連絡運輸規則22条で

(乗継割引普通乗車券の発売)
第22条 旅客が旅客会社線と連絡会社線との特定区間に乗継いで乗車する場合は、別に定めるところにより乗継ぎの割引普通乗車券を発売することがある。

とそっけない。東急と新京成も乗継運賃割引設定区間を規定していない。東京メトロの旅規には、乗継運賃割引の規定がない。ウェブで公開されていない連絡運輸規則などで定めているのだろう。

旅規ポータルの旅規リンク集を更新し、コメントで教示を受けた北総鉄道の旅規等と函館市の軌道事業ICカード取扱規程を追加した。なお、北総鉄道の旅規にも乗継運賃割引の規定はない。

*1:基準規程に相当

*2:相互乗り入れの廃止による