交通系ICカード相互利用開始

asahi.comから。

交通系ICカード10種、相互利用開始へ 2013年春
 JR各社と全国の私鉄など計11社・団体は18日、2013年春から、それぞれが発行する10種類の交通系ICカードで相互利用を開始すると発表した。
 相互利用できるのは、JR東日本の「Suica(スイカ)」、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」、首都圏の私鉄などの「PASMOパスモ)」など北海道から九州にかけて使用されている10種類。発行枚数は計約6521万枚。
 現在、交通系ICカードはJR各社間や、同じ地域でしか相互利用できない。

JR東日本のサイトに掲載されている11社*1共同プレスリリースによると、相互利用可能となる交通事業者は、鉄道51事業者、バス98事業者の合計149事業者。
注目すべきは、2013年度中に利用開始となる札幌市交通局北海道中央バス、じょうてつ、ジェイ・アール北海道バスSuicaを使用する事業者に含まれていること。札幌市営地下鉄では現在SAPICAが使用できるが、他のICカード乗車券と仕様が異なり、Kitacaとの相互利用も行っていない。Wikipediaによると、

ICカードとリーダライタの通信時に使われるFeliCaシステムコード及び暗号IDにSAPICA独自のものを使用している。これはSuicaと相互利用および片利用可能とするためには東日本旅客鉄道に対してライセンス料を支払い、暗号IDの割り当てを受ける必要があるため。

らしい。相互利用に参加するため、独自ブランドをやめて、Suicaに加入するということか。