鉄道事業者社史目録更新

データルームの鉄道事業者社史目録を更新した。鉄道事業者が編纂・刊行した社史・事業史で、国会図書館に所蔵されている文献をNDL-OPACで検索した目録である。2012年6月17日に私鉄・公営交通編を、6月24日に国鉄・JR編を公開して以来、12年半ぶりの更新となった。

旧版に南海(1985年刊行)、伊予鉄道(1987)、名鉄(1994)、東武(1998)、京急(1999)、江ノ電(2002)、大阪市(2005)、阪神(2005)、山陽電鉄(2007)、阪急(2008)、島原鉄道(2008)、西鉄(2008)、京成(2009)、近鉄(2010)、京阪(2011)、東京都(2012)の「百年史」を記載していたが、土佐電鉄(2004)、能勢電鉄(2008)が当時所蔵されていなかったのか漏れていた。その後100周年を迎えた広電(2012)、京王(2013)、京都市(2013)、長崎電軌(2016)、相鉄(2018) 、静岡鉄道(2020)、神戸市(2020)、長野電鉄(2021)、名古屋市(2023)、東急(2023)が新たに百年史を刊行した。なお、相鉄の100年史はウェブ版のみのようで、NDL-OPACでは英語版の小冊子しか検索できない。これまで社史を刊行していなかった西武鉄道は、ウェブ版の「西武ホールディングスヒストリー」があった。百年史を刊行した各社は「最近10年の歩み」などという形で、南海が130年史、伊予鉄が125年史、名鉄京急が120年史、島原鉄道が111年史、西鉄*1と東京都が110年史を刊行した。

民営化後30年を経過したJR各社は、JR西日本JR四国JR九州JR貨物が30年史を出した。JRで目立つのは、阪神・淡路大震災東日本大震災などの災害からの復旧記録誌である。鉄道建設公団が建設した路線の工事誌は、国鉄時代の「工事誌」及びJR各社の項から独立させた(公団が建設した私鉄路線は各社の項)。

国会図書館著作権の期限が切れたものからデジタル化を進めており、多くはオンラインサービスで閲覧できる(利用者登録が必要)。東急は100年史刊行に際し、全文をpdfファイルでウェブ公開した。100年史だけでなく、1943年の「東京横浜電鉄沿革史」や1973年の「東京急行電鉄50年史」を含めて目録のリンクからダウンロードできる。また西武、相鉄、西鉄のウェブ版のダウンロードサイトにもリンクした。

予告したように、明日21時から第20回全国のJR駅五番勝負を開催します。

*1:西日本鉄道創立110周年記念誌『まちとともに、新たな時代へ』ウェブ版