第3回全国の鉄道路線五番勝負(難易度分析)

全国の鉄道路線五番勝負・難易度分析 (問題別回別)と全国の鉄道路線五番勝負・全想定解を掲載した。

問題別にみると、総合偏差値がもっとも高かったのは問四(新宿駅)で、全15問で3位にはいった。問一(なかぐろ)が15問中の最下位で、総合偏差値は34.683で唯一の30台だった。 回別では、第1回より易しく、第2回よりは難しいという結果になった。

5問の難易度を指標別にみると、10位の所要時間を除いて、問四の難易度がもっとも高く問一が低いという結果であった。前回の鉄道路線五番勝負と第12回JR駅五番勝負では、指標間で大きな差が出ていた。今回は問題ごとの難易度がはっきりしていたといえる。

総合難易度 問四>問三>問五>問ニ>問一
金メダル所要時間 問四>問三>問五>問ニ>問一
銅メダル所要時間 問四>問三>問ニ>問五>問一
10位所要時間 問三>問四>問ニ>問五>問一
誤答率 問四>問三>問ニ>問五>問一
完答者正答順 問四>問三>問五>問ニ>問一

完答者正答順では、全員が(複数回答を含む。以下同じ)問一を最初に解答し、6名が問四を最後に解答した

  解答者
1 やまやま 1 3 4 5 2 15
2 2.5 2.5 2.5 2.5 5 15
3 かしわ 1 3 5 4 2 15
4 戦部ゆーと 1 2 4 5 3 15
5 鳴子こけし 1.5 1.5 3 4.5 4.5 15
6 未開人 2.5 2.5 2.5 5 2.5 15
7 勿来丸 1 3 3 5 3 15
8 駿河の民 1 4 2 5 3 15
9 しみちょく 1 3 5 4 2 15
  平均 1.389 2.722 3.444 4.444 3.000  
  標準偏差 0.651 0.712 1.102 0.846 1.090  

問題ごとの難易度がはっきりしていたことは、完答者正答順の平均順位の標準偏差(バラツキ)が大きく、解答者ごとの正答順位の標準偏差が小さいことに表れている。この数値を第2回路線勝負及び第12回JR駅勝負と比較すると次のとおり。 

  第2回路線五番勝負 第12回JR駅五番勝負 第2回路線五番勝負
平均順位の標準偏差 0.863 0.188 1.113
順位の標準偏差の平均 1.109 1.244 0.880