第8回全国の鉄道路線五番勝負(難易度分析)

迷走した問二の想定解を考え直して、訂正した。「二端(起終点)駅は、信越本線のように中抜けの路線や、小泉線のように三端以上あっても二端が接続する路線を含む」の「信越本線のように中抜けの路線や」が余計だった。意図していたのは、対象路線としての中抜け路線で、高崎と宮内で信越本線と接続する上越線を想定解に含めるのが目的だった。しかし中抜けであろうがなかろうが、高崎と宮内は信越本線の駅で上越線は該当するから、注記は意味がなかった。というわけでJR東日本中央本線予讃線鹿児島本線筑肥線を想定解から外した(表には番号をつけず、残している)。

全国の鉄道路線五番勝負・難易度分析 (問題別回別)、全国の鉄道路線五番勝負・全想定解及び全国の鉄道路線五番勝負・ヒント集を、第8回の結果を追加して更新した。 回別総合難易度は8回中5位だった。銅メダル所要時間は3位だが、誤答率が10%と最低だった。参加者が常連だけで、ヒント提示後の参加が多かったことが誤答率を下げた。問二と問四は誤答0で、ともにA難度。誤答率が高かった問一と問三がD難度、問五がC難度で、総合難易度が誤答率によって決まる傾向が続いている。 指標別にみると初めて全指標が同じという結果になった。問題間の難易度差が大きかったということ。鉄分が薄い解答者には問二が難しいだろうとと考え、わかりやすい天竜浜名湖線と非該当の御殿場線を提示したところ、もっとも難易度が低くなってしまった。

総合難易度 問一>問三>問五>問四>問二
金メダル所要時間 問一>問三>問五>問四>問二
銅メダル所要時間 問一>問三>問五>問四>問二
誤答率 問一>問三>問五>問二=問四
完答者正答順 問一>問三>問五>問四>問二
出題者事前予想 問一>問二>問三>問四>問五

完答者正答順は、完答者10名の問題別正答順位を合計15になるように数値化したもの。10名中一発完答が4名おり、あまり意味のある数字ではなくなった。

  解答者 問一 問ニ 問三 問四 問五 相関係数
1 やまやま 4 1 2 3 5 15 0.658
2 3 3 3 3 3 15  
3 鳴子こけし 3 3 3 3 3 15  
4 かしわ 5 1 4 2 3 15 0.967
5 勿来丸 5 1 4 3 2 15 0.890
6 しみちょく 4 2 5 2 3 16 0.741
7 いくさべゆうと 2 2 2 4 5 15 0.000
8 白桃 3 5 3 3 1 15 -0.606
9 駿河の民 3 3 3 3 3 15  
10 未開人 3 3 3 3 3 15  
  平均 3.500 2.400 3.200 2.900 3.100 0.409 *1  
  標準偏差 0.972 1.265 0.919 0.568 1.197 0.984 *2  

*1:平均の標準偏差

*2:標準偏差の平均