鉄道事業者の運賃比較更新

鉄道事業者の運賃比較を更新、2018年12月版として掲載した。10月2日の万葉線、12月1日の北越急行の運賃改定を反映したもので、運賃ランキングをアップデートした。
北越急行は消費税の転嫁を除くと、開業後初めての値上げ。2015年の北陸新幹線金沢開業により、「はくたか」の通過がなくなり、大幅な収入減になった際も値上げせずにいた。今回10%の値上げで、運賃ランキングは得点順が34位から44位に、勝率順が37位から49位に順位を落とした。しかし、第3セクターの中では、えちごトキめき鉄道(JR運賃を踏襲)とIRいしかわ鉄道に続く3位で、あいの風とやま鉄道や特急・快速通過収入がある伊勢鉄道よりも運賃水準が低い。
万葉線は初乗り運賃を150円から200円に、各キロ帯も50円の値上げで、運賃ランキングは得点順が88位から150位に、勝率順が85位から150位に大幅に下がった。
追記(12月24日):コメントを受けて、黒部峡谷鉄道の新運賃を運賃ランキングに反映した。得点順位、勝率順位とも174位(高いほうから3位)で変更はない。脚注7、9も改訂した。