PASMOデビュー時の約款

旅規ポータルに2007年PASMOがデビューしたときに制定されたPASMO取扱規則PASMO IC乗車券取扱規則(鉄道)を掲載した。前者は株式会社パスモPASMOの発売等に関して定めた約款、後者はPASMOを乗車券として利用する取扱いに関する標準約款で、これに基づき各鉄道事業者が個別の規則を制定している。ほかにPASMO IC乗車券取扱規則(バス)とPASMO電子マネー取扱規則があったが、掲載は省略。
デビューして9年経過し、PASMOを利用できる事業者が増加したが、基本的な条項は今も当時のままである。取扱規則には、クレジットカードとオートチャージサービス機能を付加し、2008年登場した一体型PASMOに関する条項が規定された。IC乗車券取扱規則では、2014年の消費税率改定時に1円刻みのIC運賃が登場し、身体障害者割引及び知的障害者割引が規定されたことくらいである。
PASMO鉄道事業者は、2007年当時の23社局に、関東鉄道千葉都市モノレール舞浜リゾートラインの3社が加わり26社局になった。一方、2007年当時PASMOが使えた鉄道事業者は、JR東日本東京モノレール、東京臨海高速のSuica3社と、埼玉新都市交通だけだったが、2013年3月の10ICカードの相互利用によって、現在は48社に増加した。
本日は、旅規リンク集を更新し、新たにJR東日本のBRT ICカード乗車券取扱規則(odeca)を追加した。