日本国有鉄道百年史・総目次更新

デスクトップ鉄のデータルームの日本国有鉄道百年史・総目次を更新した。
国鉄が鉄道開業100周年記念に刊行した「日本国有鉄道百年史」は、本史だけで14巻10,000ページを超え、目指す記事がどの巻にあるか探すのが一仕事である。そのため2012年7月自分のために作成していた総目次を公開した。これまでは、編・章・節・第1、第2・1、2・(1)、(2)のレベルまでの目次だったが、今回その下位レベルの見出しを追加した。
別巻「索引・便覧」に事項・人名索引があるが、ワープロがなかった時代だから網羅的ではない。事項索引に「京浜東北線電車運転」という項目がある。第9巻p295の「大都市周辺における電車運転の発達」という見出しで、1925年上野・神田間の高架線が開業し、京浜電車は東京から上野まで延長されたと書かれているが、「京浜東北線」という用語は使われていない。一方、索引には記載されていない「京浜東北線」が第13巻p853の「東京付近の改良」という項に出てくる。1956年の田町・田端間の線路増設による山手線と京浜東北線の分離運転、1963年の赤羽・大宮間の3複線(電車・旅客列車・貨物列車)化が記載されている。
図書館での閲覧のために、見出しまでの総目次は役に立つと思う。