4月1日施行の旅規改定

JR九州のサイトに4月1日施行の旅規改正公告が掲載された。ざっと目を通しただけだが、消費税率の引き上げに伴う運賃・料金の改定がほとんどである。運賃・料金の改定以外の制度改正は、これまで報じられた次の2点にとどまっているようだ。

  • 東京・新潟近郊区間の拡大、仙台近郊区間の新設及び仙台附近の4選択乗車区間の廃止(156、157条)
  • 指定席以外の急行券の有効期間短縮(172条)

自由席特急券の有効期間短縮とともに175条2項の自由席特別車両券の有効期間も1日になる。これらに伴い280条(有効期間の延長及び旅客運賃・料金の払いもどしの特例)に「指定急行券以外の急行券」が追加され、自由席特別車両券の「(B)」が削除される。普通列車以外に自由席特別車両を連結する列車は存在しないと思うが。
そのほか、2011年10月1日の回数手回り品切符の廃止に続いて、定期手回り品切符が廃止され、309条の2、311条の4及び311条の5が削除される。