大船渡線BRT3月2日運行

JR東日本盛岡支社の1月31日付プレスリリースによると、大船渡線のBRTが3月2日から運行される。
BRTの専用路線は、大船渡・盛間の1.9キロのみ。気仙沼陸前高田間は鉄道線路と離れた海岸沿いの国道を運行する(長部駅新設)。陸前高田市内は内陸を走り、陸前高田駅と脇ノ沢駅が移転、その間に高田病院駅が新設される。陸前高田市内と大船渡駅間は鉄道線路に沿ったルートと国道45号線を短絡する二つのルートができる。
そのため気仙沼線のBRTが1系統であるのに対し、大船渡線は次の6系統からなる(カッコ内の数字は往復の本数)。

このうち、気仙沼上鹿折間はミヤコーバスの気仙沼駅前・上鹿折駅前間をBRT区間として運行するもの。他の系統の運行は岩手県交通に委託する。
BRTの運賃は、気仙沼線の取扱を踏襲した。BRTのみの乗車は鉄道と同額(系統間及び気仙沼線BRTとの乗継は通算)。鉄道とBRTとの乗継はそれぞれの運賃を合算するが、合算額から100円割引となる区間が設定される。