デスクトップ鉄のデータルームの英語ページのFree-ride Ticketで、JR西日本、JR四国、JR九州が4月10日から、外国人旅行者向けに発売するJR Sanyo-Shikoku-Kyushu RAIL PASSを紹介した。
JR六社が発売する全国版のJapan Rail Passは、「のぞみ」と「みずほ」に乗車できず（乗車券としても使用できない）、とくに東海道新幹線の利用が制約され、きわめて評判が悪い。今回発売されるJR三社のパスは、JR西日本のJR West Rail Pass (Sanyo Area Pass)と同様「のぞみ」と「みずほ」に乗車可能であり、Sanyo Area Pass（4日間20,000円、8日間30,000円）のエリアに、JR四国とJR九州が追加され、5日間有効で全九州版が25,000円、豊肥線以北の北部九州版が22,000円とお買い得である。
本日の更新では、埼玉高速鉄道が使用日限定で発売するＳＲ一日乗車券と安行お散歩切符も追加した。よくわからないのは、ともに全線の一日乗車券で値段も660円と同じなのに、二つの名称で発売されることである。4月から8月にかけて、ＳＲ一日乗車券が15日間、安行お散歩切符が21日間（うち11日間は両者とも）発売される。乗車券収集家にどちらも買わせようという魂胆だろうか。
