京成が新京成を合併

京成電鉄は、2025 年4月1日を合併効力発生日として、100%子会社の新京成電鉄を吸収合併すると発表した(リリース)。

新京成電鉄東京証券取引所1部上場だったが、2022年4月の市場区分再編の際スタンダード市場に移行し、同年9月1日に京成電鉄が全株式を取得、上場廃止になっていた。

千葉日報10月31日記事

京成電鉄市川市)は31日、新京成電鉄鎌ケ谷市)を2025年4月に吸収合併すると発表した。同日開催の取締役会で決議した。現在の路線と駅、従業員の雇用は維持する方針。「新京成線」の路線名を存続するかは今後検討する。新京成の運賃については京成線に組み込まず、現在の運賃体系を維持する方向で調整している。

乗り物ニュースも「新京成線の運賃については京成線に組み込むのではなく、現在の運賃を引き継ぐ方向で国土交通省と協議中とのことです。」と報じている。

新京成線の運賃が別建てになると、京成は本線系統*1千原線成田空港線と4種類の運賃体系をもつことになる。新京成は10月1日運賃を値上げしたが、京成の本線系統の運賃よりも安い。

*1:東成田線押上線千葉線、金町線を含む