気仙沼線・大船渡線の鉄道事業廃止

JR東日本は、11月12日付で国土交通省に対し、気仙沼線柳津・気仙沼間及び大船渡線気仙沼・盛間の鉄道事業の廃止を届け出た(リリース)。河北新報の記事によると、廃止予定日は1年後の2020年11月13日。

鉄道事業法28条の2(事業の廃止)第1項は、鉄道事業を廃止しようとするとき(貨物運送を除く)は、廃止の日の一年前までに、その旨を国土交通大臣に届け出ることになっている。ただし、第2項以下で、関係地方公共団体及び利害関係人からのヒアリングの結果、公衆の利便を阻害するおそれがないと国土交通大臣が認めるときは、廃止の期日を繰り上げることができると規定されている。JR東日本は沿線自治体とBRTの継続について合意しており、前倒しして廃止される可能性がある。

デスクトップ鉄サイトの関連では、最長片道切符のルートに影響する。現在は鉄道事業は休止状態であり、代替のBRTを経由するルートを最長ルートとしているが、廃止後は完全に道路運送法に基づく路線となるので、ルートから除外することになるだろう。12月開催予定*1の「全国のJR駅五番勝負」では、開催までに廃止されない限り、これまでどおり休止中の路線として対象とする。

 

*1:追って告知するが12月13日開始予定