2019年春の旅規改正

JR九州のサイトに2月5日付の旅規改正公告が掲載された。JR東海運送約款の改正履歴は未掲載である。

大半はおおさか東線開業、中央本線特急の「座席未指定券」導入等すでに周知されている事項である。

第86条第5号の大阪市内の地図に、久宝寺を除くおおさか東線の駅が追加され、第187条第3号のカッコ内が「大阪市内(南吹田駅高井田中央駅JR河内永和駅JR俊徳道駅JR長瀬駅及び衣摺加美北駅を含む。)と表示することがある。」となった*1。また、同条第4号の京都市内に、梅小路京都西駅が追加された。

中央本線特急については、別表第1号の2(列車群)第1項に第3号として、群名「あずさ・かいじ・はちおうじ・おうめ・富士回遊」が追加され、第125条第1号ロ(ハ)の料金表に「400キロメートルまで」の料金が追加された。

その他、特別車両個室料金、寝台料金が一部削除された。

3月24日付の山田線宮古・釜石間の三陸鉄道移管に伴い、別表第1号地方交通線の山田線の区間が変更になった。4月1日石勝線夕張支線の廃止は、旅規には影響しない。1984年4月幹線と地方交通線の賃率が分離された以降の幹線の廃止は、1994年5月の函館本線上砂川支線、1997年3月の片町線京橋・片町間、1997年4月の美祢線大嶺支線、1997年10月の信越本線横川・軽井沢間に続く5件目か (片町線信越本線は、コメントを受けて追記)。

*1:191、195、225、226条の乗車券様式裏面の表示事項もあわせて改定された