第15回全国の鉄道路線五番勝負(難易度分析等)

第15回全国の鉄道路線五番勝負の結果を反映して次のページを更新した。

回別総合難易度は、15回中14位(銅メダル所要時間が14位、誤答率が13位、完答所要時間が15位)と超低難度となった。問題別総合難易度も、問二、問三がC難度、問一がA難度、問四、問五はB難度だった。

ちなみに問二(路線長2位)の類似問題の第8回問三(路線長3位)も勿来丸さんが金メダルを獲得したが、所要時間は前回の24時間から2時間に大幅に短縮し、難易度ランクも難度からC難度に低下した。また問三(村外の村名駅)も前回問三(他市の市名駅)のD難度からC難度に低下し、過去問類似出題は難易度低下に効果があったようだ。

問題別難易度を指標別にみると次のとおりかなりばらけた。問五は誤答率で最難問だったが、銅メダル所要時間と完答者正答順の難易度は最低だった。

総合難易度 問二>問三>問五>問四>問一
金メダル所要時間 問二>問四>問三>問五>問一
銅メダル所要時間 問二>問三>問一>問四>問五
10位所要時間 問四>問二>問三>問五>問一
誤答率 問五>問二=問四>問三>問一
完答者正答順 問二>問四>問二>問一>問五
出題者想定 問二>問三>問五>問四>問一

完答者正答順は、完答者12名の問題別正答順位を合計15になるように数値化したもの。

  解答者 問一 問二 問三 問四 問五 相関係数
1 勿来丸 4 5 1 3 2 15 0.222
2 やまやま 3 5 4 2 1 15 0.656
3 海辺を飛ぶ鳥 3 3 3 3 3 15  
4 ばなし 3.5 3.5 3.5 3.5 1 15 0.648
5 鳴子こけし 1.5 4 4 4 1.5 15 0.974
6 かしわ 3 4 5 2 1 15 0.559
7 しみちょく 2 4 3 5 1 15 0.897
8 3 3 3 3 3 15  
9 高準 2 4 4 4 1 15 0.959
10 白桃 1 4 2 4 4 15 0.366
11 おがちゃん 1 3 3 3 5 15 -0.065
12 いくさべゆうと 1 2 4 5 3 15 0.424
  平均 2.333 3.708 3.292 3.458 2.208 0.683 *1
  標準偏差 1.052 0.865 1.054 0.988 1.373 1.066 *2

想定解分析のトピック。全15回75問の解答機会(想定解ー問題))数は2,750で正答数は864、解答選択率は6.1%だが、解答選択率100%を維持している路線が40ある。解答機会4が最多で、 JR東日本・相模線、東京メトロ・11号線半蔵門線三岐鉄道北勢線高松琴平電気鉄道長尾線の4線。いつまで全問解答を維持できるだろうか。

*1:平均の標準偏差

*2:標準偏差の平均