2022年春JRダイヤ改正

昨日JR各社から2022年3月12日のダイヤ改正が発表された。鉄道コムは、私鉄を含む各社の公式リリース(JR東日本JR西日本は、各支社のリリースにも)にリンクしている。JR7社の共同リリースでは、次の6件が旅客列車関係の目玉となっている。

1、2件目は昨年と同じ目玉。2件目は、表現も全く同じ(昨年12月19日記事参照)。

JR東日本は、「ご利用状況にあわせて輸送体系を見直します」として、新幹線・在来線特急の定期列車の臨時列車化や運転取りやめ、首都圏の通勤列車の本数削減を行う。NHKによると

今回のダイヤ改正についてJR東日本は、新型コロナの影響で出張や旅行などの需要が減り、鉄道の利用客が大きく減少していることを受けた措置だとしていて、運行本数の削減幅は34年前の昭和62年にJR東日本が発足して以来、最大になるとしています。

とのこと。JR東海ホームライナーを削減、終電の時刻を繰り上げる。JR西日本は新幹線の本数を削減する一方、週末を中心に在来線特急の本数を増やす。

ダイヤ改正に合わせて新設される駅は、JR北海道札沼線のロイズタウン駅だけ。廃止駅は、函館本線池田園、流山温泉、銚子口、石谷本石倉根室本線糸魚沢、宗谷本線の歌内の7駅とJR東日本北上線平石、矢美津の2駅。石狩太美石狩当別は石狩を外して改称する。また宗谷本線東風連駅を移転して、名寄高校前に改称する。

JR九州のリリースは、折尾駅筑豊本線の高架化工事完了により、「鹿児島本線福北ゆたか線折尾駅のお乗り換えが便利になります」と書いている。黒崎からの短絡線上にあった筑豊本線折尾駅ホームが高架ホームに一体化され、基準規程149条の黒崎・折尾間の「特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例」が廃止となる。