2014年の回顧

2014年は、万葉線の0.1キロ延伸はあったが、2012年、13年に続き新線開業のない年だった。一方岩泉線江差線木古内江差間が廃止となった。
最大のニュースは、消費税率の改定による運賃・料金の改定だろう。JRの運賃改定は、1997年4月以来17年ぶりである。首都圏では1円刻みのIC運賃が登場した。これを反映してJRの運賃計算ルールは複雑すぎるを更新したが、鉄道事業者の運賃比較は新運賃に未対応である。10月の札幌市営地下鉄の値上げで消費税がらみの運賃改定は一段落したが、2015年2月の北総鉄道の運賃再改定、3月の北陸新幹線金沢延伸開業に伴いJRの経営分離路線を引き継ぐ第三セクター会社を含めて更新するつもりである。
3月には北陸新幹線と同時に上野東京ラインも開業する。常磐線の新特急料金体系が旅規にどう反映されるか興味深い。また、6月には仙石線の全線復旧に合わせ、仙石線東北本線接続線(仙石東北ライン)が開業予定である。
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