阪神三宮駅の改称

デスクトップ鉄のデータルームの駅名改称の研究と別表「駅名改称 1987-2013」を駅名改称 1987-2014と改題して更新した。3月29日の万葉線2駅(停留所)と4月1日の阪神三宮駅の改称に伴うものだが、遅れたのは阪神三宮駅神戸三宮駅への改称に確信がもてなかったからである。
阪神は昨年4月30日のプレスリリースで、2014年4月に

阪神「三宮」を「神戸三宮」に駅名変更のうえ、駅ナンバリングを導入し、全てのお客様に分かりやすい駅を目指します

と発表していた。阪急も同日、西天王山駅の開業にあわせて三宮駅ほか3駅の改称を発表し、昨年12月22日実施した。ところが阪神からはこのリリース以降なんの発表もなく、メディアも報じていなかった。やっと見つけたのは、「神戸経済新聞」というサイトの4月2日付記事である。

同電鉄広報担当の飯塚亮さんは「駅名変更により、三宮が観光都市神戸の中心地であることが分かりやすくなった。これを機により多くの方に、神戸・三宮エリアを訪れていただければ」と呼び掛ける。

とあるので、隠していたわけではなさそうだが、なぜもっと積極的に発表しなかったのだろう。
聞くところによると、4月1日以降もしばらくの間ホームの乗り場案内は従来と変わらず、近鉄からの乗り入れ電車の方向幕は現在も「三宮」のままままだという。阪急に併せてやむをえず改称したが、コストはかけたくないということなのだろうか。