青春18きっぷと北海道＆東日本パスの2011-12年版の発売がJR各社からリリースされ、デスクトップ鉄のデータルームの英語ページFree-ride Ticketsを更新した。そのほか各社から新たに発売されたフリーきっぷを掲載した。
西鉄がはじめてのフリーきっぷFUKUOKA ONE DAY PASSを発売した。鉄道区間は天神大牟田線西鉄福岡・西鉄久留米間と太宰府線に限定されていて乗りつぶしには向かないが、福岡・佐賀・久留米・筑豊のローカルバス路線が含まれて1,500円というのはお買い得だろう。JR東海が発売する富士山満喫きっぷも、JRのほか伊豆箱根鉄道駿豆線、各社のロープウェイ、バス、フェリー路線が含まれて3,000円である。清水・土肥間のフェリー（片道2,200円）を往復するだけでおつりがくる*1。
九州新幹線が全通開業するJR九州から、「ゲキ☆ヤス土日乗り放題きっぷ」の2011年版の発表はない。コロプラ★乗り放題きっぷは、3月12日以降、全九州エリア版3日間が25,000円から36,000円に、北部九州エリア版2日間が10,000円から17,000円に大幅値上げとなる。JR西日本が昨年の「岡山県内おでかけパス」に代えて発売した岡山・尾道おでかけパスは、山陽本線笠岡・糸崎間と福塩線福山・府中間が追加されたが、1,000円から1,800円に値上げされ、お買い得感が薄れた。
