最長片道切符ルート延伸


3月12日の九州新幹線全線開業によって最長片道切符のルートが図のように変更になる。新開業区間並行在来線が経営分離されず、博多・久留米間に新鳥栖駅が設置され、新在別線となったためである。本日、「最長片道切符のルート変遷 1961-2010」を最長片道切符ルートの変遷1961-2011と改題して更新した。
1997年10月1日の長野新幹線開業に伴うルート変更以降、最長ルートの距離は減少し続けてきた。今回、わずか16.4キロではあるが、14年ぶりに増加に転じ、2004年3月の新八代鹿児島中央間開業時を上回った。
博多・久留米間の在来線には原田、鳥栖と二つの分岐駅があるので、九州北部のルートが大きく変更になるのではと予想していたが、新ルートは、「桂川−原田−鳥栖−佐賀方面」が博多・新幹線・新鳥栖経由になる軽微な変更にとどまった。