旅規ポータルの周規改訂履歴が1969年11月1日から1973年5月1日まで進んだ。この間の主な制度変更は次の通り。
- 70/07/01:信州均一周遊券の発売
- 70/10/01:特殊用均一周遊券(ミニ周遊券)の発売、特別車船室用均一周遊券の廃止
- 71/07/01:周遊指定地を都市に拡大し、付随発売社線(市内定期遊覧バス)を指定地接続線に変更
- 71/08/01:沖縄を周遊指定地に追加(返還は72年5月)
- 72/10/02:北近畿周遊券の発売
北近畿周遊券の発売をもって、一般用均一周遊券はすべて出揃った。
また、年ごとに増加していった普通周遊券の周遊指定地が、70年以降横ばいとなった。周遊券利用者数の統計は見当たらないが、この頃が周遊券のピークだったのではないだろうか。海外旅行は1964年に自由化されたが、1964年に127,749人だった渡航者は、毎年25-45%増加し、1972年には1,392,045人と8年間で10倍以上になっている(その後1989年に1,000万人を超え、2008年は1600万人)。