謎の片道乗車券

昨年10月25日の記事で、読者から提供を受けた誤発行の通過連絡運輸乗車券を紹介した。今回は、別の読者から画像をいただいた赤羽→東京→宇都宮の新幹線経由の乗車券。片道乗車券として発売されているが、東京(上野)大宮間は新在同一区間だから、東京で打切られ、片道乗車券にはならないはず。運賃の1,620円は東北本線経由の赤羽・宇都宮間の営業キロによる計算である。
読者によると、指定席券売機で特急等利用区間を東京→宇都宮と指定して発券したもの(乗車券のみの購入)という。王子→東京→宇都宮も片道乗車券となったが、川口→東京→宇都宮は、東京で打ち切る連続乗車券となり、赤羽(王子)→東京→大宮は発券できなかったという。
これはMV機のバグなのか。それともなんらかのローカルルールで、新幹線経由のときは赤羽または王子・東京間の複乗が認められ、磁気情報とともに、券面に経由として表示しているのだろうか。