第8回全国の鉄道路線五番勝負(終了)

第8回全国の鉄道路線五番勝負を終了し、共通項を発表します。

問題 共通項 想定解数
問一 同名の路線(号線を含む)で一番長い路線 35
問二 別の同じ路線と二端(起終点)駅で接続している路線 37
問三 事業者別に営業キロが3番目に長い旅客路線 48
問四 四がつく駅がある路線 40
問五 名駅(州を含む)が5駅以上ある路線 42

全想定解を記載した全国の鉄道路線五番勝負想定解・解説 をこれから掲載します。今回は、第5回に続き共通項を問題番号に関連付けました。前回の15回JR駅勝負で難易度が低くメダルが独占状態になった反省から、問一から問三の鉄問で難易度を高めました。以下、問題別に。

問一。東京メトロ・5号線東西線は、東西線でも5号線でもトップ。鋼索線は、立山黒部貫光鋼索線(立山)と京福電気鉄道鋼索線が1.3キロでトップタイ。0.1キロ差で3位の箱根登山鉄道鋼索線を非該当に提示した。名古屋市・3号線鶴舞線は、横浜市・3号線と0.3キロ差の2位。地図ヒントは問題のJR西日本山陽本線に対し、JR九州にも山陽本線があることを示した。写真ヒントは千代田区一番町交差点。

問ニの二端(起終点)駅は、信越本線のように中抜けの路線や、小泉線のように三端以上あっても二端が接続する路線を含む。非該当の御殿場線東海道本線と接続しているが、事業者が異なる。西九州新幹線は、佐世保線長崎本線。地図ヒントは、舘林と太田で伊勢崎線と接続している小泉線を示した。写真ヒントは、関内駅の時刻表示板で、横浜方面と大船方面が表示されている。

問三。出題した5路線中、相鉄、三陸鉄道立山黒部貫光と高松琴平の4路線は、最短の路線が3番手。小田急、札幌市、横浜市、三岐、近江、京福、能勢、土佐くろしお、福岡市も3路線だけ。JR東海の3番手飯田線を出題し、4番手高山本線を非該当に提示した。肥薩おれんじ鉄道は1路線、えちごトキめき鉄道は2路線だけで非該当。地図ヒントは、琴電3路線中志度線が最短であることを示した。写真ヒントは川越市の三番町交差点。

問四は、四丁目が10路線、四条が5路線ある。非該当の札幌市・南北線は北34条、北24条、札幌市交通事業振興公社・1条線は西4丁目が算用数字。地図ヒントは丸ノ内線四谷三丁目駅。写真ヒントは四ツ谷駅

問五。出題は、最多の予讃線、2位のJR西日本紀勢本線とボーダーラインの3線。第6回問二(二国以上の国名駅)のJR東海紀勢本線と非該当のJR西日本紀勢本線が逆転する。上信線により州名も許容することを示した。地図ヒントの伊予市役所は、最多の国名駅伊予から。写真ヒントは、4連続武蔵駅が表示されている南武線武蔵溝ノ口駅の案内板。

明日以降、難易度分析と想定解分析を掲載します。次回は2月初めに、第16回全国のJR駅五番勝負を開催します。

追記(12月6日):問一と問二の想定解についてコメントをもらい、全国の鉄道路線五番勝負想定解・解説 を更新した。問一はJR西日本七尾線西鉄甘木線を追加した。中央本線の項の大阪メトロ ・4号線(中央線)を削除し、線と本線を区別をすることを示した。

問二については、同じ線路の北総線成田空港線)を除き採用し追加した。予讃線内子線)と鹿児島本線肥薩おれんじ鉄道線)は、言われてみれば共通項の定義のとおりだった。中抜けを許容してややこしくしてしまった。なお、明示していないが、接続駅は同名の駅限定。