将軍様の専用列車

韓国の新聞社・通信社の日本語サイトに興味深い記事を見つけた。
中央日報F−22ステルス機を恐れる金正日 「ステルス列車」に乗るによると、北朝鮮は昨年末、金正日の専用列車を24時間追跡してきた米国の対北朝鮮偵察衛星やU−2偵察機のレーダー映像信号を弱めたり避けるために、ステルス機能を備えた特殊網(レーダー吸収物質が含まれた薄いフィルム)を設置したという。

金正日平壌ピョンヤン)ヨンソン1号駅など約20カ所に専用駅を置き、専用列車は90両の客車で6つの列車を編成していると把握されている。先頭は線路点検列車が走り、金正日が乗った列車の後ろには警護員と支援人員が乗った列車が従うなど、3つの列車が同時に移動し、万一の事態に備えている。

とのこと。
もう一つは、北朝鮮初の外国人参加アマゴルフ大会、4月に開催という聨合通信の記事。

ツアーの価格は999ユーロ(約11万円)。北朝鮮ビザと書類代行費、ラウンドフィー、ゴルフクラブレンタル料、中国〜北朝鮮間の鉄道運賃、食費、5つ星クラスのホテル4泊宿泊代金、4日間の観光費用が含まれている。中国までの移動に必要な航空チケット代は本人の負担となっている。

中国の出発地が明記されていないが、おそらく将軍様が訪中時に専用列車で往復する、北京から丹東・新義州経由するルートだろう。外貨獲得のため、ステルス機能つき専用列車の1編成を供与するということは、あるのだろうか。