第18回全国の鉄道路線五番勝負(終了)

共通項を発表し、第18回全国の鉄道路線五番勝負を終了します。第17回に続きスロースタートでした。問五がここまで難問化した(銅メダルの所要時間が90問中1位、金メダルが3位)のは想定外でした。

問題 共通項 想定解数
問一 一文字市区町村に駅がある路線 48
問二 100年前に開業した区間が存続している路線 39
問三 別事業者の無冠の駅に対応して新駅が存在する路線(近隣の同じ地名等に限る) 40
問四 別事業者の無冠の駅に対応して社名駅が存在する路線(近隣の同じ地名に限る) 62
問五 「ライナー」という名の列車が運行している路線 49

全想定解を記載した全国の鉄道路線五番勝負想定解・解説 をこのあと掲載します。想定解の漏れがあれば、ご指摘ください。以下、問題別に。

問一は、第4回問四「4文字市に駅がある路線」の類題。市だけでは想定解が少ないので区町村を含め、東京の2区から地下鉄2路線を出題した。

問二で出題した相模線(当時相模鉄道)寒川~厚木間と相鉄線(当時神中鉄道)上星川~厚木間(現相模国分信号場を経由して厚木駅に乗り入れ。画像ヒントは同信号場を通過する上り電車で、上り線から分岐している線路が厚木線)は、1926年の開業。1925年開業の叡山電鉄と1927年開業の小田急を非該当に提示した。
誤答判定の京阪鋼索線は、前身の男山索道が1926年に開業したが、戦時中の1944年に廃止。戦後1955年京阪が復活開業した。第3ヒントの参考ページとして共通項に近い「1926年開業の鉄道駅」を提示したが、駅の開業以前から存在していた路線の誤答が続き、ミスリードした結果になった。

問三は、問四とペアの出題。問四の社名駅と違って、相手が私鉄のJRの新*駅はけっこうある。京葉線と臨海副都心線の新木場駅は該当するが、有楽町線は木場駅も東京メトロなので非該当。

問四。広域地名を冠している津軽鉄道津軽五所川原と遠州鉄道遠州岩水寺は、無冠駅と区別している意味があり社名駅に含めた。また第3種事業者の社名を冠した阪急・阪神の高速神戸と阪神の高速長田も社名駅とした。画像ヒントの浜松町駅は、床に表示されている東京モノレールをヒントとした。
誤答判定の小田急多摩線は、相手駅にも社名がつく。非該当の名鉄各務原線で、相手駅との完全一致を示したつもりだった。

問五。回送する特急列車を営業列車化した元祖「ホームライナー」は、国鉄末期に運行が始まったが、残っているのはJR北海道とJR東海だけ。私鉄各社は通勤時の有料座席指定列車のほか特急列車にも命名している。はこだてライナー、マリンライナーとFライナーは追加料金不要。
問二の方が難易度が高いと想定していたが、逆転した。第1ヒントのアナグラムは同程度だが、写真は問五の方がストレートで容易に共通項にたどり着けると考えていた。地図ヒントで一挙に正答が伸びた。

感想をいただければ幸いです。一発完答など同時に複数の解答をされた方は、解けた順序をご教示いただくとありがたいです。

次回は、8月7日から第24回全国のJR駅五番勝負を開催する予定です。全国の市十番勝負の開催日が未定のため変更があるかもしれません。

追記(5月19日):感想をお寄せいただき、ありがとうございました。指摘を受けた想定解の誤記・漏れを訂正して、想定解・解説ページを更新しました。今回は2度の誤審と大量の想定解漏れがあり、失礼しました。駅の所属線以外の路線のチェックに手抜きがありました。

なお、問二でコメントがあった伊予鉄道城南線は、鉄道要覧の運輸開始実施年月日が明治44年となっています(京阪鋼索線は昭和30年)。また問五の呉線・山陽本線の通勤ライナーは一部可部線梅林駅まで直通していますが、可部線内ではライナーと称していないようなので、追加しません。

追記2(5月19日):Nさんのコメントについて。

問三の新琴似と新伊丹は、自社に無冠駅があるので非該当です。有楽町線(新木場)が非該当なのと同じです。

開業時期については、鉄道要覧の運輸開始実施年月日に準拠しています。千歳線の1926年開業区間を沼ノ端~上野幌としているのは、上野幌~白石の線路付け替え区間の運輸開始実施年月日が昭和48年9月9日となっているためです。城南線はマイナーな変更とされているのでしょう。

問四の非該当路線の名鉄各務原線は、名電各務原に対し高山本線が各務ケ原で表記が異なる例として、西鉄太宰府線は、西鉄五条の対応駅が近隣にない例として、それぞれ提示したつもりでした。名鉄岐阜と西鉄二日市は頭にありませんでした。別の例を探すべきでした。

追記3(5月19日):やまやまさんのコメントについて。

近鉄のアーバンライナー、伊勢志摩ライナー、さくらライナーを列車名としたのは、JTB時刻表の私鉄有料特急欄に、観光特急「しまかぜ」などと並んで表示されているからです。アーバンライナーと京成モーニングライナー・イブニングライナーの運転区間については、訂正します。