クイズホームページ更新

第6回全国のJR駅五番勝負は、12月7日21時から72時間開催する。それに先立ち、クイズのページを更新した。
JRの駅五番勝負・難易度分析(問題別回別)を掲載し、第5回までの全25問の銅メダル確定までの所要時間と誤答率による問題別難易度とこれを開催回ごとに集計した回別難易度を示した。所要時間と誤答率を偏差値化し、二つの偏差値を単純平均した数値を総合難易度としている。なお、誤答率の計算には、問題の難易度と関係しない「問題駅」、「既答駅」及び「非JR駅」の誤答を含めていない。
25問中の最難問は、第5回問五(国鉄最末期の連絡運輸航路接続駅)だった。誤答率が56.5%と、唯一50%を超えたのが大きい。銅メダル所要時間がヒント提示の24時間を超えたのが25問中7問あった。回別でも第5回が最難回だった。第6回はこれよりも難易度を下げようと思うが、下げすぎると上級解答者のメダルラッシュが起きてしまう。
全国のJR駅リストを更新し、JR九州が9月30日から北部九州エリアに導入した駅ナンバリングを追加した。また全駅のローマ字表記を記載した。各社のウェブ掲載の路線図に記載されている表記*1に基づいている。全駅の路線図が掲載されていないJR東日本JR東海(及びJR四国JR九州の臨時駅)については、ウェブに掲載されている駅名標の写真とwikipediaの記載で補った。なお、各社のローマ字表記の揺らぎについては、別記事で書く。
「下総」のローマ字表記は、[Shimōsa]だった。第1回終了時のコメントで下総神崎の駅名標は[Shimōsa-Kōzaki]であると、指摘を受けたとおりであった。「しもうさ」はもともと「しもふさ」で、[f]が取れたのだから[Shimousa]とばかり思っていた。圏央道の下総インターチェンジ名は「しもふさ」で、いまも残っている。発音も「シモウサ」で「シモーサ」ではないだろう。
しかしマクロンを用いる下総のローマ字表記は、国鉄時代からのものだった。日本国有鉄道発行の「停車場一覧」(昭和41(1966)年3月1日現在)では、[SHIMŌSA]となっていた。驚くべきことに、「日本国有鉄道百年史」第6巻に記載されている昭和5(1930)年3月31日現在の「停車場一覧」でも、かな表記は「しもふさ」なのに、ローマ字では[Shimōsa]であった。
追記(11月19日):圏央道下総インターチェンジ画像をみつけた。やはり[Shimofusa]である。
追記2(11月21日):JR東海全駅のローマ字付き路線図を掲載していた。これに基づき全国のJR駅リストを更新し、駅名標の画像で混在していたハイフン後の文字をすべて大文字に統一した。

*1:JR西日本の英語ページの全線路線図は長音記号(マクロン)を使用していないが、地域版ではマクロンを使用しており、これに従った