年度替わりのウェブ更新

JR各社発足30周年の今日4月1日は、デスクトップ鉄が守備範囲としている分野で様々な変化があった。

  1. 常磐線駒ケ嶺・浜吉田間改キロ(+0.6キロ)
  2. 常磐線浪江・小高間運転再開
  3. 磐越西線郡山富田駅開業
  4. 東武伊勢崎線松原団地駅獨協大学前への改称
  5. 秩父鉄道ソシオ流通センター駅の開業
  6. Suica中央本線篠ノ井線韮崎・松本間の全駅への導入
  7. 近鉄伊賀鉄道の施設・車両を伊賀市に無償譲渡。第3種事業者が近鉄から伊賀市に変更
  8. 大阪市営地下鉄の運賃改定(2区が240円から230円に値下げ)
  9. 北大阪急行電鉄の運賃改定(1区90円が100円など10-20円値上げ)
  10. トランスイースト四季島及びTWILIGHT EXPRESS瑞風にかかわる旅規改定の施行

これらに伴い、データルームの次のページを更新した。
1により最長片道切符のルート変遷 1961-2017別表 区間キロの推移及びThe Longest One-way Ticketを更新。最長ルートの距離が0.6キロ伸びた。また、1と7をRailway Newsに記載し、Railways of Japanに反映した。"Railways of Japan"は、2により備考の運休区間の記述を変更し、3月1日の記事にコメントがあった鹿児島市電の改キロも反映した。
8と9によって鉄道事業者の運賃比較及び別表 事業者(路線)別データを更新した。2事業者の運賃改定のほか、漏れていた道南いさりび鉄道を比較対象に追加し、福井鉄道の距離を鉄道区間の18キロから軌道を含む最長区間21キロまでに変更して再計算した。北大阪急行は値上げにかかわらず、運賃ランキング1位を維持した(勝率順では2位だった長崎電軌が同率の1位タイとなった)。大阪市は得点順で51位から48位にランクを上げた(勝率順は46位で変化なし)。また、道南いさりびは得点順で98位、勝率順で93位で、並行在来線転換事業者7社中肥薩おれんじ(102位、94位)とIGRいわて銀河(124位、125位)を上回った。
3、4は、3月25日の記事に書いたように、えちぜん鉄道三国芦原線の4駅の改称とともに駅名改称の研究及び別表 駅名改称 1987-2017を更新済みである。10も3月4日施行の改定とともに、3月4日「JR東日本旅規改訂履歴」に記載した。