JR九州、ICカード乗車券導入へ…スイカと相互利用

http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_06092702.htm

 JR九州は26日、改札の読み取り機にかざすだけで運賃の支払いができるICカード乗車券を、2009年春をめどに導入すると発表した。

 福岡、北九州都市圏を中心とする111駅で運用を始め、順次拡大する。

 利用者はあらかじめ専用機に現金を入れてカードのICチップに金額を蓄積しておき、自動改札機に設置された読み取り機で決済する仕組み。カードの名称や投資額は未定。

 JR東日本が先行導入しているICカード「Suica(スイカ)」と同一規格にし、相互に利用できるようにする予定。西日本鉄道(福岡市)も08年春をめどに同規格のICカードを発行することから、JR九州の石原進社長は「いずれは西鉄のシステムと共通で使えるようにしたい」としている。

3件の運賃誤表示問題に続き、またまたJR九州のニュース。
プレスリリースによると、導入エリアに、筑肥線が入っていない。西鉄の前に、まずは福岡市営地下鉄と共通化すべきだと思うのだが。

導入エリアに、折尾−吉塚桂川−折尾という環状線が含まれているが、同区間福岡近郊区間に含まれるので、ICカード導入で迂回乗車の問題はおこらない。JR西日本は、2007年夏岡山・広島エリアにIcocaを導入するようだが、岡山−総社−倉敷−岡山と三原−海田市−三原の二つの環状線がある同地域に、山陽近郊区間を設定するという発表はなされていない。