JR九州が駅ナンバリング

これも旧聞に属するが、JR九州が9月30日から、北部九州エリアの157駅(2019年開業の筑肥線糸島高校前を含む)に駅ナンバリングを導入した。博多駅を00とし、運転系統別にJで始まるローマ字2字と数字2桁の駅番号を附番する。鹿児島本線は、博多以東(山陽本線を含む)をJA、以南をJBで附番。福北ゆたか線として、篠栗線吉塚から筑豊本線折尾までJCが振られ、筑豊本線は、若松線原田線とともに運転系統別に3分割される。
これでJR6社のすべてに駅ナンバリングが導入された。

会社 導入時期 導入範囲 駅数 複数附番 備考
JR四国 2006/03 全路線(臨時駅を除く) 258 あり(13駅が2個) 新駅に枝番号
JR北海道 2007/10 主要路線 331*1 なし  
JR東日本 2016/10 電車特定区間、東千葉・成田空港間、大糸線*2 319 あり(最多は東京、7個)  
JR東海 2018/03 主要路線 176 あり(最多は名古屋、3個)  
JR西日本 2018/03 近畿エリアの主要路線 266 あり(最多は京都、4個)  
JR九州 2018/09 北部九州エリアの主要路線 157 あり(最多は小倉、4個)  

JR四国の駅番号は阿佐海岸鉄道および土佐くろしお鉄道に、JR東日本埼京線りんかい線から、常磐線緩行は千代田線から連番となっている。これらと異なり、JR九州筑肥線は、相互乗り入れしている福岡市営地下鉄空港線と番号がつながっていない。筑肥線姪浜をJK01、空港線姪浜をK01として姪浜を境に番号が増えてゆく。これは、博多を境に鹿児島本線の番号が逆転するのと同じで、JR北海道が札幌を01として方向別に附番しているのに倣ったものだろう。JR北海道以外は、同じ駅に複数の番号を附番している。JR九州の最多は小倉で、鹿児島本線のJA28のほか、山陽本線のJA51、日豊本線のJF01、日田彦山線のJI01の4個が附番されている。

*1:導入時は350、19駅はその後廃止

*2:数字のみで、首都圏とスタイルが異なる