長崎電軌の停留所名改称

長崎電気軌道が8月1日、13の停留所名を改称していていた。遅ればせながら、駅名改称 1987-2018に追加し、駅名改称の研究の冒頭の駅名改称件数を変更した。
13件はすべて施設名である。長崎大学前→長崎大学浦上車庫前→浦上車庫など「前」や「下」を外したのが5件、浜口町→原爆資料館など地名を施設名に変更したのが4件、公会堂前→市民会館など別の施設名に変更したのが4件である。市民会館は新市庁舎の完成後は、再度「市役所(仮称)」に改称されるという。
このうち、西浜町停留所の蛍茶屋支線の電停にはアーケード入口の副駅名がついていたが、これを浜町アーケードとして分離した。4月1日に伊予鉄道城南線の西堀端から、本町線の停留所が分離され、本町一丁目と改称したケースと同じである。ただし、伊予鉄道の場合は、西堀端と本町一丁目を連絡する電車の運行はないが、長崎電軌の5系統は西浜町と浜町アーケードに停車する。広電の2、6系統が紙屋町東紙屋町西に停車するのと同じである。

浦上駅前、長崎駅前も施設名だが、「前」を外していない。万葉線高岡駅前や福井鉄道福井駅前が駅前延伸に伴い「前」を外したが、電停が移動していないのでこれらとは違うということか。
なお、本線の終点の正覚寺下崇福寺に改称されたため、Railways of Japanも更新した。
追記:本件はどこかで聞いたことがあるという記憶があったが、3月17日の記事に対するコメントで情報提供されていた。時間がたって忘れてしまった。