第3回全国のJR駅五番勝負(終了)

第3回回全国のJR駅五番勝負を終了し、共通項を発表します。全想定解は全国のJR駅五番勝負想定解・解説第3回に記載します。想定解に漏れがあれば、ご教示ください。

問題 共通項 想定解数
問一 都道府県で富士山からの直線距離が最も短い駅 46
問二 近鉄に表記・読みとも同じ名前の駅がある駅 30
問三 3駅以上の駅名(表記)を含む駅 67
問四 JRの線路名称と表記・読みが一致する駅 84
問五 駅名(表記)が自駅以外の5駅以上に使われている駅 81

難易度は、難しいほうから「問五>問三>問二>問一>問四」と想定していたが、解答者によって最難問が問一と問三に分かれたのは意外だった。
問一は、46駅問題とし、問題駅に富士山直近の富士宮東京湾三浦半島越しに富士山の眺めがよい浜金谷をあげ、難易度をさげたつもり。距離はマピオンキョリ測で出発・到着点を1/8000のスケールで測定。真滝は一ノ関と0.1km、浜金谷は竹岡と46m、富士宮西富士宮と0.3km、北伊丹川西池田と0.3kmの差で該当。小松は粟津と0.2km、平城山は京終と0.3km、基山はけやき台と0.6kmの差で非該当。
問ニは、30駅中12駅がJRとの共用駅。鶴橋、桑名、吉野口などは、簡単に見破られると思い、あまり目立たないだろう京都を問題に選んだ。
問三と問五はペアの問題で、ともに異なった場所にある同名駅を個別にカウントする。大久保が3駅あるために、問三の新大久保は3駅を含み該当する。問五の新田(にった、JR東)、新田(しんでん、JR西)は、相手を含めて、5駅に使われ該当。
問三に最多6駅の福島高松(福島2駅、島高松、高、高松2駅)を出題し、これがヒントになると想定したが、金メダルは5題中最後で、第1ヒントを提示したあとだった。解答があった滝原(滝2駅、原)が唯一のニ文字駅で、他は三文字以上。一方、問五は全ての問題駅を東海道本線で統一し迷彩としたが、正答は意外に早く、3番目の金メダルとなった。最多は原の158駅。一文字駅は44駅あるが、うち24駅が該当。問三と問五の非JR駅ヒントに、東山公園と園、赤坂見附と赤を並べたが、あまり効果がなかったようだ。
問四は、難易度が低い問題を1問と、最後に差し替えて出題したが、想定解数の詰めが甘かった。線路名称から本線・線を除いた駅が該当する。連称線名の日田彦山線指宿枕崎線は、日田、彦山、指宿、枕崎がいずれも駅として存在するので想定解に含めた。鹿児島中央は、鹿児島本線中央本線が存在するが、鹿児島中央(本)線はないので非該当。
追記(3月7日):全国のJR駅五番勝負想定解・解説第3回を更新し、Nさんに指摘された想定解の誤り・漏れを訂正した。問三に漏れがあるだろうとは思っていたが、問五に大前が該当したとは。本家の十番勝負の対象は791市だが、JR駅は4500を超え5倍以上。手作業でのチェックには限界がある。Nさんの検証力はいつも感心しているが、問三はプログラムを組んでチェックしたのでしょうか。
なおNさんの指摘のうち、問三の会津柳津は津が2個使われて、柳津と合わせて3駅になるので該当としたもの。問三の大河原と柏原は「含む」の解釈次第だが、採用しなかった。指摘がなかったが自分で見つけたのは、郡山富田。郡山が2駅あるので、富田2駅と合わせて計4駅に訂正。
回を重ねるごとに参加者が減っており、問一で痛恨のミスをしてしまったので、次回はどうしようかと迷っている。問題のストックはあるので、開催希望にこたえてあと1回開催しようか。