2018年春の旅規改定

例年は1月下旬に発表される春の旅規改定が遅れていたが、JR九州2月5日付公告を掲載した。JR北海道及び新旧対比表を掲載するJR東海は、まだ発表していない。
次の通り、軽微な改定にとどまっている。

ほかに、4年間訂正されなかった139条の4(乗継座席指定券に対する座席指定料金)の改定漏れが2014年3月に遡って改定される。57条の2(乗継急行券の発売)第1号の表を参照しているが、イとロだけになったのに、ハとニが残っていた。
連絡運輸規則の改定も、同日公告された。72条の2の連絡会社線との直通列車の座席指定料金の規定で、第1号のWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)の座席指定料金が100円から200円に値上げされた。なぜか富士急行(200円)が消えている。ホリデー快速富士山号、快速山梨富士号などの直通列車は3月17日のダイヤ改正後も残る。条見出しと本文に「富士急行株式会社線」が含まれているが、こちらは変更がないようなので、単なるミスだろう。
連規にも改定漏れの遡及適用がある。昨年7月1日にJR北海道団体運賃の期間区分が他社と統一され、旅規111条が改定されたが、連規63条2号はもとのままだった。